さて、この記事を書こうと思ったきっかけは何だったのだろう。
4歳になったゆずまる(長女)が夜中に起きて「パパ、一緒に寝て」と部屋に入ってきたときだった。泣くこともなく、だ。
子どもは知らない間にめきめきと成長するもんだなと改めて実感する。そして、これまでの苦難が頭をよぎった。泣き叫んで、泣き止まずに周囲から虐待していると思われていないか、不安だった日々が。
ゆずまるが産まれてからはまともに寝ることさえできず、妻とともに疲労困憊でどちらかの心が折れてもおかしくない状況だった。出産前の想像の100倍は手のかかる、可愛い子だった。
どこから書けばいいのかな。
久しぶりにくっついて寝ているゆずまるの寝顔を見ながら、ふと思う。
「僕の人生で一番長く腕枕した女は、ゆずまるだな」
そして、もう少ししたら一緒に寝てくれることもなくなるのだから、この時間がもったいない。
ずっと寝顔を眺めていたい。寝るのがもったいないな。
こんな風に思えるなんて、4年前には想像もつかなかった。
とても可笑しく思えてきた。
名残惜しみながら、ゆずまるの頭から腕を抜き、寝静まった寝室で一人立ち上がった。
さっちゃん(次女)の寝顔を見て、妻の寝顔も見た。
いつも最後に寝室に入る僕だけの特権、全員の寝顔を見れること。
そして、またゆずまるとくっ付いて寝る。
ゆずまるが産まれたときのことを思い出す。
ゆずまるは「何しても泣き止まない、一日中寝ない、母乳が上手に飲めない」子だった。
次回に続く。
一晩中、ゆずまるを抱っこしていたときにとてもお世話になったサブスクがdヒッツでした。
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